年の本忌日は当たり前、海外出張でも無い限り、毎月の忌日も仏壇を浄め。果物、花を供え。生前好みの煮物、ご飯を炊き、お経を供します。
近年時々往にしえを振りかえます。
若し頃、私と父の距離。
互いに口数少ないで会話もあんまり無いが、ただ偶に父は何か言ってくる。
覚えば、父と初めて酒を交わすのは、秋川高校2年の時かな?
外泊届けして、父と渋谷で待合。
料理を堪能しながら、父は高校生の私にビールを勧めてくれた。
勿論、私は大喜びで頂きました。
夜は神田に有る「学士会館」に初めて泊まりました。
明治時代に建てられた、アカデミックな欧風煉瓦造り。
部屋にしても食堂にしても、如何にも旧帝国大学の雰囲気に、高校生の私はすっかり圧倒されました。
私は又
父は若し頃の息子、そして今の息子をどう見っているかなぁ?
時々考える。